つまりそんなこと

山内惠介さんを応援する妙齢女子の呟き。スケートシーズンはそっち寄りになります。

暁に死す?

頭痛で目が覚めた………年期の入った頭痛持ちの私ではあるが頭が痛くて眠りから引き起こされるのは初めてである。
横になっていても頭痛は一向に治まる気配はない……「バファリンだな」………これはバファリン様にすがるよりあるまい。
6:20のアラームと共に起き出し着替え始めたが途中で動けなくなり床に倒れこんだ。
いつもなら着替えて階下に降りたところで動けなくなり、そのままキッチンの床に伏すのだが今日は着替えすら出来ぬうちにダウン。「これはやばいかも?」片頭痛用に処方されているトリプタンを飲んで着替え途中の剥き出しの脚をさらした間抜けな姿で1人虚しく床に転がっていた。だんだん気持ち悪くなってきたが片頭痛からくる吐き気なのか空腹感がMAXになったのか自分でもわからない。
「胃になんか入れた方がいいのかも?」7時になんとか着替えて階下に降りるも立ってていられずソファーに横になったまま焼かない食パンを齧る…完食するのに30分かかった。
遅番であれば薬が効くのを寝て待てばよいのだが生憎の早番。トリプタン頼みで8時迄横になる。頭痛はするが歩ける様になったので運転しても大丈夫だろうと出勤を決意。トリプタンの箱には「効果が弱い場合は2時間あけて1日2錠まで」と書いてある…動けるが頭痛の範囲は広がってもいる…念のためもう1錠のんで普段より遅れて出勤。
10時半には完全に普段の動きが出来る迄に回復していた。それでもまだ不安はあった。というのも私のいつもの朝食はチーズトースト、バナナ、ヨーグルト、コーヒーである。これだけ食べても11時にはお腹すきすきになるのだが食パン1枚で全く空腹感が訪れないというのは何か不安が残るのだ。
手持ちのトリプタンが無くなってしまったので仕事帰りに神経内科に寄る。
実は私の頭痛、片頭痛か緊張型頭痛かでドクターを悩ませていた。片頭痛の薬はMRIを受けなければ処方できないからと検査を受けてはいたがはっきりとは確定されていなかったのである。
朝からの1連の報告を聞いたドクターは「典型的な片頭痛ですね。ベストなタイミングでトリプタンを飲んだのは良かったですね。1錠で大丈夫だったはずですよ」とおっしゃった。早番だからと焦って追加した分は無駄遣いだったらしい(もったいない)あのまま寝ていれば治まったらしいのだ。
このドクターの素晴らしいところは患者の訴えを遮らず全て聞いてくれるところ、今日も「パン1枚食べるのに30分?」と苦笑していた。
以前、肩凝りが酷くて宇野昌磨と同じ磁気ネックレスを買ったと話したら「あれ磁気ネックレスなの?なんであんな野暮ったいのしてるのかと思った」と食い付き気味だった。
この日、トリプタンを3錠処方されたのだが私的には6錠くらい欲しいのが本音だったりするのである。