つまりそんなこと

山内惠介さんを応援する妙齢女子の呟き。スケートシーズンはそっち寄りになります。

夢は叶えるモノ

もう…10年以上前の番組なのでタイトルも全く記憶になくて恐縮なのでございますが………。

願い事を持った芸能人に熱い思いをプレゼンしてもらい試練を与えクリアしたら願いが叶う。そんな感じの特番でした………多分ね………多分ね………多分ね………。

一人目はママドル。(多分、彼女だろうなという感じの頼りない記憶なので明記できませぬ)
「外国製の高価な馬の玩具を我が子にください」
という願い事。
これ、どんな試練が与えられたのかもクリア出来たのがどうかも全く覚えていません。
おそらく「え?自分で買えるでしょ?」と思ったからなのかもしれませんが…。

二人目はオセロ中島
コブラガールのコスチュームが欲しい」
審議員からは「売ってないの?」と質問があったが当時はまだコスプレイヤーという言葉もなくコスプレの認知度も低かった。
中島は「専門店を回ったがなかった」と答えた。
で、番組スタッフはなんと寺沢武一先生に直接交渉という暴挙?に出た。
おそらくであるが、番組からプレゼントするとなると版権など込み入った事情も絡んでくるのだろう。
結果…寺沢武一先生はお手紙を下さり、コブラガールのコスチュームではなく中島をモデルにしたコブラガールの直筆イラストをプレゼントしてくださったのだ!勿論、中島は狂喜乱舞。
これ、凄くない?最高じゃない?

三人目はISSA。
願い事は「仮面ライダーの変身ベルトが欲しい」
この件に関しては作者の石ノ森章太郎(当時は石森)先生がスタジオにいらしてISSAが熱く語るのを聞いてから、こうおっしゃった。
仮面ライダーはね…ベルトで変身するわけじゃないんだよね。ベルトをしてバイクに乗って走り、その風圧により変身するんだよね。」
「わかってます!
だから僕は(オモチャの)ベルトをして自転車に乗って走ったんです!
でも…走っても走っても変身できなかった!」
石ノ森先生の説明に被せるように叫んだISSAは涙ながらに語った。
人気絶頂期のアイドルが「変身ベルトが欲しい」と泣いている…あまりの衝撃にこの後の記憶が全くない。

それから数年後、『仮面ライダー555』の主題歌をISSAが歌うことになるとは石ノ森先生すら想像だにしなかったであろう。
ISSAの歌声を聞き、私は心でそっと涙した。
さらに『劇場版555』では大ショッカーを演じた。敵キャラではあるが憧れの仮面ライダー出演を果たしたのだ。
『劇場版555』にはウエンツ瑛士がオルフェノグ役で出演していたのだが後に
「僕は仮面ライダーに出てるんですけど同じ作品にDA PUMPのISSAさんが大ショッカー役で出ていたので僕のことは全然話題にならなかったんです」と残念そうに語っていた。

ライダーを演じるにはISSAは少々背が足りないのかな?と、この時は思った。
しかし、『仮面ライダーエグゼイド』で劇団EXILEの小野塚演じるレイザーは背が低かった。
変身前のドラマシーンでは気にならないのだがライダーが揃う戦闘シーンになると一人だけ背が低く違和感があった。勿論、演じる俳優に合わせた身長のスーツアクターを探したのだろうが仮面ライダーに身長制限ってないんだと目から鱗だった。

そして最終回に向け佳境に入った『仮面ライダージオウ』の主題歌に参加しているISSA。
『劇場版ジオウ』でいよいよライダーに変身します!
持ち続ければ夢は叶う。
大人になっても子供の頃に描いた夢を捨てる必要なんてない。
どんなに無理な夢だと気付いても夢は荷物にならないから持ち続けていてほしい。



文章をすっきりさせるために敬称を省略させていただいております。
ファンの皆様、ご理解いただければ幸いです。