つまりそんなこと

山内惠介さんを応援する妙齢女子の呟き。スケートシーズンはそっち寄りになります。

それでもガチャを回してる

惠ちゃんガチャというのがある。
一回500円でガチャ限定オリジナルグッズが出てくるのだ。

ある日のコンサート帰りのバス乗り場で惠ちゃん御守りを幾つもバッグに下げたマダムがいらした。
母のバッグにも付けたいなと思ったが商品カタログにない。
どうやらガチャのようだ。
この時点での私はガチャには興味がなく自分がガチャを回す日が来るとは思っていなかった。

ヒタルでのコンサート、開場前のCD先行販売で先ず握手券ゲット。
姉に昨年のヒタルの握手券はCD2枚と聞いていたが今年も2枚。
1枚なら気持ち良く買えるんだけど……2月のイベントではボックス入りの4枚セットで握手券1枚だったから6枚目の『唇スカーレット』
姉は翌日も来るのでトータル8枚になる。

開場後、地獄のような物販でグッズをゲット(追っかけ人生、過去最悪のマナーの御客様達と隣り合ってしまいました…とても残念です)
9,500円の天然石ブレスレットが飛ぶように売れまくっていました。
ファンの欲目で見ても山内惠介というネームバリューの上乗せで品物の原価は想像するのも恐ろしい。
「握手会の時、ブレスしてると押しがあるよね?」という私の言葉に踊らされた姉が
「早目のクリスマスプレゼント」と1万円札を出し「自分の買い物は自分でしてね」と物販の波に呑まれていった。
隣の方から「3万9千円です」と聞こえギョッとした私の会計は2万円。
私的に過去最高金額かと思ったが姉がブレスレット代をくれたことを思い出した。

着席するとコンサートが始まる迄の間に握手会ダッシュのシミュレーション。
惠ちゃんの握手会は大きな会場だと1〜2時間を要する事もあるのだ。
先ず、席列の左右どちらから出るか、幾つもある出口のどこから出るかを決める。
そして昨年、ヒタルの握手会に参加した姉は握手会の場所を知っている強み。
足腰の弱いマダムの皆様はエスカレーターを使うから横の階段を駆け降りて会場迄のフロアを猛ダッシュ
念入りなシミュレーションが効をそうしたのか順番1桁をゲット。

握手会の後、姉は
「500円玉を貯めたの」と私に1枚握らせガチャの列に。
ガチャをする気がなかった私は自分の財布を覗いたが500円玉は無かった。
私が子供の頃はガチャガチャというのは駄菓子屋の前にしかなく景品もGIジョーフィギュアとかキンケシ等の男児向けしかなくやった事がなかった。
私より上の年代となると500円玉を入れてカプセルが出るまで回すという行為に難儀される方もちらほら………。
姉に「何が欲しいの?」と聞くと「御守り」
なるほど、御守りは欲しいかも。
私は一回だけガチャると列を離れ開封
『惠』と書かれた小さな缶バッジに「悪くないな」と思った。(写真缶バッジと二枚組です)
合流した姉は手の平に乗るポーチを見て「あげようか?」と…「いらない」と私。(何を入れるの?ってサイズ)
姉がもう1つ開封すると缶バッジが。
???『内』???
え?『内』?
あ……!?
私達は最初から御守り狙いだったので気にしてなかったのですが缶バッジは4種類コンプリートすると山内惠介となるのです。
「だから1人で沢山回してるんだ!」
「1つだったら『惠』がいいよね?」
「そりゃ、『惠』がいいよ『内』って…まだ『山』の方がいいんじゃない?…『介』よりはいいか?……いやいや『内』って?」
『内』に不満が残る姉は再チャレンジして2つ目の『内』をゲットし残念そうに私にくれたのです。

皆様ご存知のように今回の札幌は2日連続公演でございました。
2日目を友人と観に行った姉から
「ガチャに並んでる」とLINEが………
「 何が出たの?」と返す
暫くすると
「御守り」
「良かったね、元々御守り狙いでしょ?」
しかし、『内』をゲットしてモヤモヤした姉は何度かトライしたらしく
「また同じ柄のポーチ出たからあげるよ」
2種類あるのに同じの出たのね…と思っていると
「友達に500円玉渡して隣の列に並んで貰ったら『惠』出た!」とLINEが………
「じゃあ、私達『内惠』なのね?」
「そう『内惠』」

2人で回し続けたらいつか仲良く『山内惠介』をコンプリート出来るのだろうか?